このところ毎日暖かな陽気が続いています。もう春なんですね♡
こんな陽気が続くと、桜の花も蕾が膨らみそろそろ本格的な花のシーズンが到来。
だけど…そんな3月はお別れと出会いのシーズンでもあります。
今回の主人公のSちゃんは小学5年生の時から、夫のギター・ベース・ドラム教室でドラムとベースを習っていました。夫いわく「とても集中力があり才能のある生徒」。一昨年年末に『音楽療法士』になりたいと一念発起。
音楽大学を目指すために私の教室に通い始めました。
夏までは学校で所属していた管弦楽部で大忙し。中々両立は大変でした。
週2回のピアノとソルフェージュのレッスン、そして夏が過ぎる頃には都内にある私の大学時代の恩師のレッスンにも通い頑張っていました。
そして秋、その努力が実って見事合格!!
合格が決まった後も、さらなるピアノ上達とソルフェージュの知識を深めるために同じペースでレッスンに通っていました。
そのSちゃんともお別れ……先週最後のレッスンがありました。
最後のレッスンでは、お母さんもスタジオに招いて「Sちゃんのミニコンサート」を開催。
実は、少し前からSちゃんが色々協力してくれたお母さんのために自ら曲を選び、楽しんでもらおうとプログラムを考え披露しました。1曲弾き終わるごとのお母さんからの大きな拍手に、Sちゃんは恥ずかしそうに半分笑顔で半分真顔で答えていました。そしてお母さんの目にも涙が。
Sちゃん、早いもので4月からは夢に向かっての大学生活ですね。どんなに大変なことがあっても持ち前の明るさと「ここ一発の集中力、音楽を愛する気持ち」この気持ちをいつまでも忘れずに頑張ってください。
応援しています!